美容看護師の仕事は、美容と医療の両面に属しています。そのため、どちらか一方、もしくは両方の分野に関わる資格を取っておくと仕事に役立てることができ、さらには将来的に仕事の幅を広げることにも繋がるでしょう。美容面では、エステティシャンの資格がおすすめです。認定を行っている団体は2つありますが、日本エステティック業協会(AEA)の「AEA認定エステティシャン資格」であれば、エステ業界での勤務経験がなくても認定校でのカリキュラムを修了し、試験に合格することで資格を取得することが可能です。この資格を取得することで美容に対する高い意識と知識を持つことが証明となり、患者からの信頼も厚くなるでしょう。さらに転職する際にも有利になる資格といえます。医療面ではアロマテラピーやリフレクソロジーの資格がおすすめです。日本アロマ環境協会の「アロマセラピスト」の資格を取得すると、アロマトリートメントやコンサルテーションができるようになります。リフレクソロジーは、足裏を刺激することで体のバランスを整え巡りを良くしていくものです。資格はいくつかありますが、中でも日本リフレクソロジスト認定機構(JREC)の「JREC認定ライセンス」が有名といえるでしょう。アロマテラピーやリフレクソロジーは、美容やリラクゼーションだけでなく近年医療の現場でも緩和ケアや介護などに取り入れられており、いま注目の分野です。美容看護師としてのキャリアアップはもちろん、将来の転職の可能性も広げることができるおすすめの資格といえます。最近ではメディカルアロマの資格取得を考える看護師も増えてきているため、今後増々、看護師の活躍の場が期待されるでしょう。
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